9784904894217

そこでしかできない建築を考える

¥4,950

商品説明

そこでしかできない建築を考える
Thinking of an Architecture for Nowhere but Here
著者名=飯田善彦
発行所=フリックスタジオ
ブックデザイン=加藤賢策(LABORATORIES)
判型=A4ヨコ変形(Projects、Presentation)
A5タテ(Dialogue、Timeline)
頁数=332頁(4冊子合計)
*Dialogue:112頁/Timeline:84頁/Projects:96頁/Presentation:40頁
言語=日本語・英語(Dialogue本編は日本語のみ)
発行年月=2014年11月
本体価格=4,500円
ISBN=978-4-904894-21-7

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京都府立新総合資料館(仮称)や沖縄県看護研修センターなど、近年、話題となった設計コンペを相次いで勝ち取り、話題となった建築家の飯田善彦。住宅から公共施設まで、幅広いジャンルで設計を行う一方、横浜国立大学大学院/建築都市スクール”Y-GSA”で山本理顕、北山恒、西沢立衛とともに初代教授を務めるなど、後進の育成にも熱心にあたる。また、自らの事務所をライブラリー・カフェとして街に開き、建築を社会とつなげる活動にも積極的に取り組んでいる。

本書は飯田善彦のこれまでの活動を網羅的に紹介した決定版となる作品集で、判型や製本法が異なる以下の4冊がひとつのケースに収まっている。「Projects」は写真を中心にして代表的な建築作品を紹介、建築写真家・藤塚光政による撮り下ろしの写真も含む。「Presentation」はコンペのプレゼンテーション・シートをそのまま公開した資料集。惜しくも最終審査段階でふるい落とされた幻の傑作も収録する。「Dialogue」は生い立ちから現在に至るまで、建築家の生涯を語ったロング・インタビュー。今まであまり語られなかった設計思想も明らかにされる。「Timeline」は実現に至らなかった作品を含む全プロジェクトを紹介した完全リストである。
これらが合体することで、建築家の活動が立体的に浮かび上がってくるという構成は、建築書としても従来にないユニークなもの。手元に置いておきたいビジュアルブックだ。

Projects(写真集)掲載作品
蓼科斜楼[1994]
川上村林業総合センター 森の交流館[1997]
北総花の丘公園 花と緑の文化館[2000]
逗子K邸[2000]
名古屋大学野
- 野依記念学術交流館・物質科学研究館[2003]
- 理農館・理学南館[2011]
ピア赤レンガ[2004]
龍谷大学
- 深草学舎キャンパス修景計画[2006]
- 新1号館建替計画[2015]
京急高架下文化芸術施設 日ノ出スタジオ[2008]
横須賀市営鴨居ハイム[2009]
半居[2009]
パークハウス吉祥寺OIKOS[2010]
新潟高田の家[2011]
沖縄県看護研修センター[2013]
京都府立新総合資料館(仮称)[2015]

[著者紹介]
1950年埼玉県浦和市生まれ、横浜国立大学工学部建築学科卒業。1974年から計画設計工房(谷口吉生・高宮眞介)に所属し、1980年元倉眞琴とともに建築計画を設立。1986年飯田善彦建築工房設立。2007-12年横浜国立大学大学院/建築都市スクール“Y-GSA”教授。2012年飯田善彦建築工房京都開設。

主な作品に、1997年「川上村林業センター 森の交流館」(日本建築学会作品賞)、2000年「北総花の丘公園 花と緑の文化館」、2003年「名古屋大学野依記念学術交流館・物質科学研究館」(中部建築賞・BCS賞)、2004年「ピア赤レンガ」、2006年「龍谷大学 深草学舎キャンパス修景計画」、2008年「京急高架下文化芸術施設 日ノ出スタジオ」、2009年「横須賀市営鴨居ハイム」(国際海の手横須賀景観賞)、2012年「MINA GARDEN十日市場」(神奈川建築コンクール優秀賞)ほか。

追加情報

重さ 1 kg